
Z世代の採用マーケティングの課題を解決するなら、まずは成功事例に倣うのが近道です。
採用マーケティングには、絶対的な正解も普遍的な成功法則も存在しません。
しかし採用マーケティングに成功している企業は、いくつもあります。
それらの企業がとった手法は、成功に欠かせないポイントを押さえた手法であり、成功可能性が高いことが実証された方法です。
もちろん、適切な採用マーケティングの手法はケースバイケースです。
しかし成功した企業がとった手法を軸に、自社なりの採用マーケティングのスタイルを確立すれば、コストパフォーマンスよく成果につなげられます。
そこで本記事では、Z世代の採用マーケティングにおける6つの成功事例を紹介しながら、成功に導く重要ポイントについても解説します。
御社仕様の採用マーケティングのたたき台となるアイディアとして、ご活用ください。
Z世代の採用マーケティングの成功事例を6つ挙げながら、成功のポイントについて紹介します。

(画像出典:株式会社サイバーエージェント)
株式会社サイバーエージェントは、国内最大規模のブログサービスAmeba、インターネットテレビABEMAといった、インターネット広告事業を中心に急成長を遂げた日本のIT企業です。
株式会社サイバーエージェントは採用マーケティングに際して、採用市場における自社のポジションを把握することからスタートしています。
しかし採用市場における自社のポジションを把握するといっても、適切な手法で集めたデータでなければなりません。
たとえば自社の応募者へのヒアリング調査では、自社に対して良い印象をもっている層が多いため、データに偏りが生じるでしょう。
そこで株式会社サイバーエージェントでは、学生を対象にアンケートリサーチを実施。定量的な数値結果と具体的な学生の声に基づいたデータによる、採用マーケティングを展開しました。
その結果、エントリー数は2年間で約2倍にまで増加したと報告されています。
Z世代の学生のリアルな声に耳を傾け、そこから採用マーケティングを展開したことが、株式会社サイバーエージェントの採用マーケティングを成功に導いたポイントです。

(画像出典:日本マクドナルド株式会社)
18万人のクルーが在籍(2023年現在)する日本マクドナルド株式会社では、オウンドメディア経由での応募に注力、成功を修めています。
なおオウンドメディアとは、企業が自社で保有するメディアの総称です。
代表的なオウンドメディアとしては、企業ホームページや採用メディアがあります。
最近では、SNSをオウンドメディアとして活用する企業も増加傾向です。
オウンドメディアを採用マーケティングに活用するメリットには、次のようなものがあります。
採用コストの低減
訴求内容の自由度が高い
採用ブランディングに効果的
採用マーケティングの効果測定がしやすい
日本マクドナルド株式会社ではオウンドメディアでの採用マーケティングを進めるに際しては、応募の時点で就業をイメージできるか、にこだわって訴求しました。
就職活動中の学生にとって、自分が働く環境はもっとも関心がある事項の一つだからです。
仕事や職場の環境、一緒に働く仲間のことも知ってもらうことで就業をイメージできるように工夫し、安心して応募できる体制を整えることで、応募数を着実に伸ばすことに成功しています。
学生が強い興味を持っている情報を提供し、ニーズを満たすことで信頼関係を構築しながら採用につなげた成功事例です。

(画像出典:株式会社SmartHR)
株式会社SmartHRは、働くすべての人の生産性向上を支えるをテーマに、クラウド人事労務ソフトSmartHRを開発する企業です。
採用サイトでは、コーポレートミッションである「well-working( 労働にまつわる社会課題をなくし、誰もがその人らしく働ける社会をつくる)」を実現する仲間を募っています。
コーポレートミッションに共感し、仲間の一員として活躍したいと考える学生を集めるため、現場で働く社員の声の発信に積極的です。
具体的には、社員インタビューのほか、メンバーの書いた記事をnoteマガジンにまとめるといった方法を採用しています。
noteは、会員登録数は663万人超(2023年現在)の、文章をメインとした記事コンテンツを手軽に発信・共有できるサービスです。
デジタルネイティブである20〜30代の若者が多く利用することから、採用マーケティングでも広く活用されています。
なおデジタルネイティブとは、インターネットやデジタル機器がある環境で生まれ育った人の総称です。
主に1990年代~2000年代に生まれた人達、つまり現在の新卒が、Z世代にあたります。
このほかにも株式会社SmartHRでは年に一度、“働く”の未来を考えるイベントを開催。
社会情勢を視野に入れたテーマを設定し、どう働きどう生きるのかを共に考える機会をつうじて、採用ブランディングにつなげている取り組みを実施しています。
コーポレートミッションを積極的に発信して共感する学生を集めることは、採用マーケティングはもちろんのこと、入社後の早期退職を防ぐ策としても有効です。

(画像出典:株式会社ベーシック)
株式会社ベーシックは、マーケティングとテクノロジーで問題を解決する会社として、オールインワン型BtoBマーケティングツールferret OneやWebマーケティングメディアferretを運営しています。
中途採用の比率が高い株式会社ベーシックですが、事業拡大に伴い新卒採用の枠も拡大。
2023年新卒については、5ヶ月の採用期間で目標人数の採用を達成、内定承諾率は100%という成功を修めたと発表しています。
株式会社ベーシックでは、採用における手法をエージェントの利用に限定しています。
ポイントは、採用手法を絞り込んで注力する点です。
採用手法はいくつもあります。
しかしポイントを分散するほど、それぞれにかけられるリソースの減少は否めません。
こういったリスクを回避するために、株式会社ベーシックでは、あえて採用手法を絞り込んで一点に集中しています。
ただし採用手法を絞り込むに際しては、慎重な検討・検証が欠かせません。
また株式会社ベーシックでは、エージェントだけに任せるのではなく、面接、面接外のアトラクト面談、座談会といった場面に積極的に現場社員を巻き込み、全社一丸となって新卒採用に取り組んでいます。
Webマーケティングのプロフェッショナルである企業が、採用マーケティングについて採用のスペシャリストの力を借り、協力しながら取り組んでいる点は、注目に値するでしょう。

(画像出典:株式会社ニトリホールディングス)
家具やホームファッションの小売店として展開する株式会社ニトリホールディングスでは特に、インターンシップに注力しています。
インターンシップを採用広報としての効果が期待できるフェーズであると認識している株式会社ニトリホールディングスのインターンシップは、主戦力である小売業以外に接する機会を織り込んだ構成です。
具体的には、製造業の側面や、広報活動といった付加価値を作り出す部分まで、包括的に体験できるプログラムを採用しています。
一般顧客の視点からでは知り得ない、株式会社ニトリホールディングス側面を包括的に体験する機会を学生に提供することで、「入社したらこんなことに挑戦したい!」という気づきを与える目的です。
またインターンシップの中では、自分で解決したい社会課題をみつけだし、徹底的に考え抜く経験も提供しています。
社会問題に興味を持つ傾向が強いZ世代の学生にとって、株式会社ニトリホールディングスのインターンシップは魅力に溢れたものでしょう。
満足度の高いインターンシップを経て、学生自身が口コミでニトリの評判を伝える流れを作り出すのも、狙いの一つです。
これら採用マーケティングの成功を受けて、株式会社ニトリホールディングスのインターンシップは今や、就職上位校の学生もこぞって参加する人気のプログラムとなっています。

(画像出典:日本精工株式会社)
日本精工株式会社は、自動車関連製品、精機製品など中心に事業展開する、BtoBの総合軸受メーカーです。
BtoCと異なりBtoBは、どのような事業を営んでいるのかZ世代の新卒生にはわかりにくい。
こういったBtoBの弱点を理解した上で、企業理解を深められるよう、日本精工株式会社では自社がさまざまに展開する事業について、積極的に情報発信しています。
それと同時に日本精工株式会社では、企業ビジョンを積極的に発信。
Z世代の学生が知りたい「企業ビジョンと自分の価値観はマッチしているか」に応えることで、純度の高い母集団の形成につなげることに成功しています。
採用マーケティングの成功事例みられた成功のポイントには、次のようなものがあります。
ターゲットを明確化してからマーケティング施策を構築
オウンドメディアで社員自らが積極的に情報発信
SNSを積極的に活用
これらを、限られたリソースの中で実現するには、どうすればよいでしょうか。
具体的なアイディアを3つ、紹介します。
採用マーケティングのゴールは、中長期的に貢献できる人材の獲得です。
そのため、自社が求める人材に向けて情報発信することが、採用マーケティング成功の基本となります。
いわゆるバズる情報を発信でき、仮にたくさんの人材を集められたとしても、自社の社風や企業風土、ビジョンを共有できない人材であれば、採用できても早期離職の可能性は否めません。
採用マーケティングの施策を講じる前に、自社が欲しい人材像とはどのようなものか、明確化・具体化することが大切です。
今やオウンドメディアで情報発信するのが、標準的な採用広報です。
オウンドメディアなら、広告出稿するよりコストを抑えながら、自由度高く情報を発信できます。
たとえば自社の社員のリアルな声を発信すれば、学生は企業の様子をイメージしやすくなるでしょう。
一緒に働くのはどんな人達か、実際にはどんな業務に取り組むのか、自分がやりたい仕事か、といった、学生が主に興味を持つ情報を発信できるのも、オウンドメディアのメリットです。
採用におけるミスマッチの回避、純度の高い母集団の形成、そして早期離職の予防につながります。
オウンドメディアを運用する際は、インターンシップに参加した学生の感想や口コミも積極的に発信しましょう。
就活生と同じ学生が発信する情報は、高い訴求力をもちます。
また企業イベントを開催して等身大の学生との接点を作り、等身大のZ世代が感じた景色について、学生自身の言葉で発信できる機会を作ることも有効です。
採用マーケティングで欠かせないのが、SNSの運用です。
デジタルネイティブのZ世代をターゲットにした採用マーケティングであれば、SNSを中心とした情報発信は欠かせません。
株式会社リソースクリエイションの調べによれば、就活生の9割以上が企業SNSで社員の雰囲気をチェックしていることがわかっています。
また同社の調べでは、企業のSNSアカウントは必要だと思うかという問いに対して、91.1%が必要と回答しました。

(画像出典:SNS就活についての実態調査|株式会社リソースクリエイション)
SNSを見て入社意欲が増した、と答えたZの世代の就活生は9割にのぼることもわかっています。

(画像出典:SNS就活についての実態調査|株式会社リソースクリエイション)
その中でも、Zの世代の就活生が知りたい社員の雰囲気が伝わるメディアとして、欠かせないのがInstagramです。
画像や動画による情報発信を中心とするInstagramであれば、言葉だけでは伝わりにくい情報が伝わりやすくなります。

(画像出典:SNS就活についての実態調査|株式会社リソースクリエイション)
採用マーケティングにおいてSNSを運用するなら、Instagram、またInstagramに次いで人気が高い動画メディアのTikTokは、欠かせないでしょう。
Z世代の採用マーケティングに成功するためには、積極的な情報発信、そのためのメディア運営やイベント実施は必須です。
しかしリソースがない場合、ゼロからスタートするのは至難の業でしょう。
たとえばオウンドメディアやSNSの運営も、テクニックなしに実行しても、成果につながるには時間がかかります。
これでは、早期化している採用市場におくれをとりかねません。
そこで活用したいのが、毎年30万人以上の受験生が登録する受験ポータルサイト「UCARO®️(ウカロ)」との接続によって、学生へのアプローチが可能な
キャリポートです。

キャリポートは、大学低学年との接点(キャリアイベント開催など)を作り、学生からの認知獲得、母集団形成につなげる採用サービスです。
採用、特に採用広報における母集団形成に強いキャリポートを活用すれば、効果的な採用活動が、最短ルートで実現します。
Z世代をターゲットにした採用マーケティングで成功するためには、巧みな情報戦に勝利し、欲しい人材に向けて適切に情報を伝えることが必須です。
しかし膨大な情報があふれる中で、ターゲットとなる人材に確実に情報を届けるのは、至難の業でしょう。
リサーチするだけでも、膨大な時間と労力を要します。
こういった採用マーケティングの大きな課題を効率的に克服し、Z世代の学生からの認知獲得、母集団形成の悩みに応えるのが、キャリポートです。
キャリポートが、採用マーケティングを成功に導くサポートをいたします。
認知獲得、母集団形成、採用マーケティングのお悩みは、ぜひキャリポートにご相談ください。
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