採用マーケティングに役立つフレームワーク6選!実践の手順別に紹介

2025/5/1

採用マーケティングにフレームワークを活用することで、戦略的な採用活動を実現できます。

なおフレームワークとは、ビジネスで物事を考える上での枠組みを表したものです。
課題の洗い出や分析、思考の整理などに活用されています。

採用マーケティングにフレームワークを活用すれば、自社の課題や解決するための糸口を効率的に発見できるでしょう。

ただし採用マーケティング、フレームワーク共に適切な手順を踏まないと、十分な効果を発揮しません。

そこで本記事では、採用マーケティングの手順を確認するとともに、採用マーケティングに役立つフレームワークを手順別に6つ紹介します。

採用マーケティング成功のための5つの手順

採用マーケティングを効果的に実施するには、正しい手順が重要です。

そこでまずは、フレームワークへの理解を深めるために知っておきたい、採用マーケティング実践の手順を紹介します。

手順1.自社の分析

採用マーケティングは、自社の分析からスタートします。

自社の分析によって明確化するのは、次のような点です。

  • どのような人材が必要か

  • 自社の経営状況

  • 事業戦略

  • 自社の業界での立ち位置

  • 社風

  • 福利厚生の状況

これらの項目について、強み、弱みを明確にしながら特徴をピックアップします。

ただ、自社を客観的な視点から分析するのは難易度が高い作業です。
そのため、難航することも珍しくありません。

そこで活用したいのが、フレームワークです。

自社の分析で役立つフレームワークについては、後述します。

手順2.採用ターゲットの設定

自社が求める人材像について、具体的に設定します。
ここで設定する人物像が、ペルソナです。

ペルソナの設定の際は、次のような点まで細かく検討します。

  • ライフスタイル

  • 好きなもの

  • 嫌いなもの

  • 行動原理

  • 仕事に求めるもの

自社が求める人物が、どのような価値観を持ちどのように行動するか設定します。

これは、次の手順で訴求方法を検討する際に重要になる指針です。
丁寧に、かつ詳細まで設定することが大切します。

なおペルソナを設定する際は、社内で共有できるよう、具体的に言語化しましょう。

手順3.訴求方法の決定

手順3では、具体的な訴求方法を決定します。

このとき考慮するのが、次の点です

  • 採用したい人材(≒ペルソナ)が関心を持つポイントは何か

(職場の雰囲気・取り組む業務内容・任される仕事の権限・ワークライフバランスほか)

  • 自社の強みのうちターゲットにとって魅力的と捉えられる要素は何か

自社の強みと、ターゲットとなる人材の価値観が合致するポイントを見つけるのが、目的です。

そのうえで、伝えたいポイントを強くアピールするために、最適な訴求方法を選定します。

手順4.採用手法の決定

次に、採用手法を選択していきます。新卒の採用手法は、さまざまです。

そのため、ターゲットに合わせて複数の手法を掛け合わせるのが一般的です。

一例を挙げると、次のようなものがあります。

  • 就職サイト

  • 新卒紹介エージェント

  • 合同説明会・イベント

  • オウンドメディア

  • インターンシップ

  • 大学就職課

  • ダイレクトリクルーティング

  • 採用アウトソーシング

  • ミートアップ

  • ソーシャルリクルーティング

特にインターンシップ制度の改正によって就職活動が早期化している昨今では、採用活動では大学低学年生を意識した訴求、母集団形成が欠かせません。

たとえば、大学低学年生をターゲットにする場合であれば、長期のインターンシップやイベント、ソーシャルリクルーティングといった方法で緩やかに関係性を構築しながら、採用活動につなげる方法が考えられます。

手順5.効果測定

採用マーケティングの施策を講じたら、効果測定して課題をピックアップし、改善につなげることが大切です。

PDCAサイクルを回しながら自社の最適な採用活動のスタイルに近づけることが、母集団形成や欲しい人材の確保、また採用コストの削減につながります。

施策の効果測定でチェックしたい箇所の一例は、次のような点です。

  • エントリー率

  • Webメディアのページビュー数

  • Webメディアの離脱ポイント

  • 面接への出席率

  • 内定承諾率

内定者へのヒアリングを行い、どのようなポイントに魅力を感じたかアンケート調査するのも有効な方法です。

採用マーケティングのフレームワーク6選【手順別】

次の6つのフレームワークを紹介します。

  1. SWOT分析

  2. 3C分析

  3. ペルソナ分析

  4. 4C分析

  5. TMP設計

  6. ファネル分析

[ 手順1.自社の分析 ] で役立つフレームワーク2選

採用マーケティングのファーストステップで役立つフレームワークは、2つあります。

SWOT分析

SWOT分析は、自社が置かれている環境を分析するために役立つフレームワークです。

なおSWOTとは、次の4つの頭文字で構成されています。

  • Strength:自社の強み

  • Weekness:自社の弱み

  • Opportunity:市場機会

  • Threat:脅威

3C分析

3C分析は、自社の強みを明確化して、競合との差別化するフレームワークです。

3Cとは次の3つの頭文字で構成されています。

  • Customer =顧客、求職者(=採用したい候補者=採用ペルソナ)

  • Company=自社

  • Competitor=競合他社

具体的には、次のような点を検討します。

Customer(市場・顧客)
  • 候補者が企業選びで何を重要視している?

  • 現在の採用市場において候補者の数は?

  • 自社に応募する条件は?

Company(自社)
  • 採用における自社の強み・弱みは?

  • 自社の認知度は?

  • 自社独自の商品やサービスは?

  • 給与・賞与や福利厚生は?

  • 仕事の面白み・やりがいは?

Competitor(競合)
  • 採用において競合となる企業は?

  • 競合他社の採用活動の方法は?

  • 給与などの待遇は?

[ 手順2.採用ターゲットの設定 ] で役立つフレームワーク

ペルソナ分析

ペルソナ分析は、採用すべき人物を知るために有効なフレームワークです。
次の手順でおこないます。

  • 採用目的に沿って、採用したい人材の要件(要件=能力・価値観・行動特性など)を確認

  • 社内の意見を反映しながら要件に優先順位をつける

  • 具体的な要件の詳細を想定する(行動パターンや趣味など)

  • ペルソナが完成したら社内で共有、修正

[ 手順3.訴求方法の決定 ] で役立つフレームワーク

4C分析

4C分析は、求職者のニーズを確認できるフレームワークです。

  • Customer Value=求職者にとっての価値

  • Cost=求職者の負担

  • Convenience=求職者にとっての利便性

  • Communication=コミュニケーション

採用マーケティングにおける4C分析は、具体的には次のように活用できます。

1. 現状で自社が考えているアピールポイントを分析する

応募者が集まらない場合、自社が考えている強みとターゲット人材が求める要素が乖離してしている可能性があります

そこで4C分析を活用すると、ターゲット人材が「応募する企業に何を求めているのか」を把握し、自社との間にギャップがないかを確認できるでしょう。

また採用活動が成功した際は、なぜ自社が選ばれたのか、分析することで、次年度のよりスムーズな採用活動につながります。

2. 新しいアピールポイントを分析する

4C分析は、新たなアイディアを生み出すことに長けたフレームワークです。

4C分析を活用することで、新たに考案したアイディアが採用ターゲットにとって魅力的に映るかを、採用ターゲットの目線で検証できます。

[ 手順4.採用手法の決定 ] で役立つフレームワーク

TMP設計

TMP設計とは、ターゲッティング(Targeting)、メッセージング(Messaging)、プロセシング(Processing)の略で、採用プロセスを策定できるフレームワークです。

  • ターゲッティング(Targeting):適切な採用ターゲットの設定

  • メッセージング(Messaging):ターゲットに刺さるようなメッセージの作成

  • プロセシング(Processing):最適な採用プロセスの設計

ターゲッティング最適化のポイント

最適なメッセージ・プロセスを設計するために、今一度、採用ターゲットが具体的で明確になっているか確認します。

それと同時に、設定した採用したい人物像が、自社にとって適正かを見極めることも大切です。

具体的にチェックしたいのは、次の点です。

  • 成長戦略にあった人材設定か

  • ポジションに合った人材を具体的に設定できているか

  • 欲しい人材像が自社のスペックやニーズに合致しているか

メッセージング最適化でのポイント

メッセージングでは、ターゲットに認知され、興味を引くためのメッセージを、ターゲット視点で考えます

メッセージ作成のポイントは、次のとおりです。

  • ターゲットは自社に何を求めるのか

  • ターゲットに響くアプローチができているか

  • ターゲットに対して、自社は何を提供できるのか

プロセシング最適化のポイント

ターゲットにメッセージを届けるための最適なプロセス、つまり採用方法や訴求の方法を、ターゲットの視点から考えます

  • ターゲットとに自社の魅力が伝わる採用プロセスか

  • ターゲットが自社理解を深められるような選考フローか

  • ターゲットの疑問や不安を解消できる採用なプロセスか

なおTMP分析は、採用活動の結果を踏まえ、改善策を考案する際にも役立つフレームワークです。

[ 手順5.施策の効果測定 ] で役立つフレームワーク

ファネル分析

ファネル分析は、採用プロセスの課題箇所がわかるフレームワークです。

なおファネルとは、漏斗(じょうご)を意味します。

ファネルモデルに採用プロセスを当てはめ、段階ごとに現状分析をおこなうことで、どの段階で不具合が起こっているか(ボトルネック)の効率的な発見が可能です。


フレームワークを使いこなせない悩みはキャリポートが解決!

採用マーケティングにおけるフレームワークは、論理的に物事を分析し判断するために有益なツールです。

使いこなせるようになれば、従来よりも短時間で成果を出せます。

ただしフレームワークはあくまでもツールであり、使う人次第で、十分な能力を発揮できないこともしばしば。

そしてフレームワークを使いこなすには、マーケティングの知識や経験値が必須です。

しかし採用活動を加速させるためには、速やかに結果を出さなければなりません。

そこでご活用いただきたいのが、学生からの認知獲得、母集団形成につなげる採用サービスを提供する、キャリポートです。

キャリポートなら、大学低学年とキャリアイベント開催といった接点を作り、その接点を学生からの認知獲得、母集団形成につなげられます。

Z世代の学生の価値観に合わせた採用戦略の構築や、説明会やインターンへの集客といった母集団形成のお悩みは、キャリポートにご相談ください

まとめ

適切な採用マーケティングの施策の実行は、母集団形成の課題解決に欠かせません。

しかし早期化が加速する採用市場において、フレームワークの使い方からじっくり習得するゆとりがない企業がほとんどでしょう。

  • 社内のリソースが不足している

  • しかし母集団形成を迅速に進めなければならない

こういった採用活動にまつわるお悩みは、ぜひキャリポートにご相談ください。

キャリポートが、採用マーケティングの成功に向けて伴走します。

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