【Z世代の採用戦略】特有の価値観からみる採用戦略のポイントTOP5

2025/5/1

Z世代の採用戦略は、新卒採用の成否を左右します。

戦略構築に際しては、Z世代が何を基準に応募先企業を選定すると同時に、どのような媒体を活用して就職活動を進めているのかを理解することが重要です。

この記事ではZ世代の特徴や価値観の傾向を概観しながら、Z世代の心を掴み有用な人材を獲得するための採用戦略構築のポイントを、解説します。


Z世代の特徴

低迷する経済、激変する社会情勢といった激動の時代に育ったZ世代には、ほかの世代と大きく異なる特徴があります。

デジタル・SNSネイティブ

Z世代は、デジタルネイティブ世代です。
デジタルツールが身近にある環境で成長しました。

そのため情報収集からコミュニケーションまで、デジタルツールのなかでも、特にスマートフォンを活用します。

またZ世代は、SNSネイティブでもあります。
情報発信、情報収集、コミュニケーションにおいてSNSを多用します。

つまりZ世代の採用戦略を考えるなら、SNS対策が欠かせません

出世より自分らしく働きたい

株式会社SHIBUYA109エンタテイメントのZ世代の仕事に関する意識調査によると、27%のZ世代が「出世したくない」「無理せずサステナブルに働きたい」と回答しています。

出世したくない理由は次のとおりです。

  • 責任が重い:56.5%

  • プライベートを重視したい:39.9%

  • 仕事量と給料が釣り合わない:34.5%

  • 労働時間が長くなる:32.3%

Z世代は大志より、着実で堅実な生き方を好む傾向が顕著です。


コスパとタイパを重視

 デジタル社会の超高速化に慣れているZ世代は、コストパフォーマンス(コスパ)やタイムパフォーマンス(タイパ)を重視します。

たとえば会社説明会では、短時間で学生が求めている情報を端的にかつ必要十分に伝えることを心がけてください。



Z世代が会社選びでチェックしている4つのポイント

Z世代が会社選びでチェックしているポイントには、次のようなものがあります。

1:社内の雰囲気

Z世代は、多様な価値観を認める世代です。

自由に意見を交わせる職場環境を好み、年功序列な組織を好まない傾向がみられます。

またZ世代の心理的な傾向として、承認欲求の強さが挙げられることがよくあります。


ただ株式会社SHIBUYA109エンタテイメントの調査では、61.3%が「人前で褒められたくない」と回答している点には注意が必要です。

承認欲求といっても、皆の前でほめられたいわけではない、むしろ目立ちたくない、といった心理がうかがえます。

2:労働条件

ワークライフバランスを重視するZ世代は、残業が少ないことや、産休や育休といった制度の有無を重視します。

決められた時間内で効率よく仕事を終わらせ、プライベートな時間を確保するのが、Z世代が重視したいと思う働き方です。

3:企業の安定性

Z世代は大企業の知名度以上に、就職先の企業に安定性を求めます


なお安定性とは、経営状況や福利厚生といった制度の充実度のことです。

4:IT環境の充実度

デジタル・ネイティブなZ世代にとって、IT環境の充実度は必須の環境条件です。

株式会社SHIBUYA109エンタテイメントの調べによると31.9%が、「デジタル化できていない職場環境にイライラする」と回答しており、職場環境への不満の第1位となりました。



Z世代の採用戦略に強い3つの手法

Z世代の採用戦略を進めるにあたって活用したいのは、次の3つの手法です。

ソーシャルリクルーティング(SNS採用)

No Companyの調べによるとZ世代のおよそ60%が、SNSを就職活動における情報収集源として活用しています。

(画像出典:No Company「Z世代就活生のSNS活用に関する実態調査」(2023年)

SNS上には、Z世代の興味や関心を知るデータがあふれています。

Z世代の採用戦略を考えるなら、SNSは存分に活用したいツールです。

ダイレクトリクルーティング

ダイレクトリクルーティングとは、自社が興味を持っている人材に対して直接アプローチする採用手法です。

返信率が高いほか、自社への強い興味を引く効果も期待できます。


動画コンテンツの活用

総務省の調べによれば、20代が動画コンテンツを視聴する平均時間は、100分を超過しています。

(画像出典:総務省令和3年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書<概要>)

また動画は文字に比べて、短時間で多くの情報を伝達できるツールです。

動画コンテンツは、コスト・タイムパフォーマンス重視のZ世代に向けた採用戦略との親和性に優れています


Z世代の採用戦略で訴求すべきポイントTOP5

Z世代の採用戦略では、次の5つのポイントにフォーカスしてください。

1:コンテンツは社員にフォーカス

Z世代の採用戦略では、社員目線での情報発信が重要です。

就職活動中のZ世代が知りたいのは、一般的な企業に関する情報だけに留まりません。


インターネットを検索しても見つけられない、社員の等身大の声やリアルな企業内の様子を伝える情報こそが、就職活動中の学生に対して大きな訴求力を発揮します

たとえばインターンを経験した学生の体験談は、Z世代の興味を引くコンテンツとして人気です。

学生の等身大の声は、リアルな企業の様子を伝える情報として強く心を捉えます。


2:企業の安定性

Z世代は、安定性に価値を見出す世代です。

採用に関する情報を発信する際は具体的な数字を示しながら、安定経営であることわかりやすく示してください

たとえば「◯年連続で黒字」と発信したり、将来性が見込める事業活動の情報を示したり
といった方法が有効です。


3:ワークライフバランスをアピール

仕事とプライベートを両立できる環境は、Z世代が就職活動で重視する項目です。


アピールしたい具体的な項目には、次のようなものがあります。

  • 産休や育休

  • 有休の取得率

  • 年間の休日数

特に福利厚生や月の残業時間に関する情報は、積極的に発信してください。



4:副業可能な場合は明示

厚生労働省の調べによると、Z世代に限らず、副業希望者は年々増加傾向にあります。

(画像引用元:厚生労働省労働基準局 副業・兼業の現状①

安定を求めるZ世代は、複数の仕事を持つパラレルワークにも積極的です。

副業の解禁をアピールすれば、先進的な企業という印象が強くなります。

5:社会問題への取り組みがあれば記載

デジタルネイティブであり、インターネットやSNSを通じてリアルタイムで世界の情報を知る機会が多いZ世代は、社会問題に高い関心を持っています

実際、株式会社学情がおこなったあさがくナビ2024のアンケート調査では、7割弱の学生が、「企業がSDGsに取り組んでいることを知ると志望度が上がる」と回答しました。

社会問題への取り組みがあれば、Z世代の採用コンテンツでも積極的に発信してください。




Z世代の採用戦略に成功するためのポイント

採用選考は、自社が候補者を見極める場であると同時に、応募者に企業の雰囲気を伝えるチャンスです。

採用選考をZ世代とのつながりを構築する接点とするために欠かせない、採用戦略のポイントを紹介します。

オンラインを活用

デジタルネイティブなZ世代に合わせて、オンラインツールの導入をご検討ください

オンラインツールは、業務効率アップやコスト削減といったメリットをもたらします。


と同時に、オンライン環境を整備すれば、IT環境の整備された先進的な企業であることをZ世代の応募者にアピールする効果につながるでしょう。

たとえばITリテラシーの高さをアピールしながら採用活動を効率化する手段として、履歴書や職務経歴書は紙媒体ではなく、データや自己PR動画での提出を求める方法は有効です。


また社員と候補者の相互理解を深めるカジュアル面談を、オンラインで開催するのもよいでしょう。

応募者への個別の連絡に、LINEを使うのもひとつのアイディアです。

実際、株式会社SHIBUYA109エンタテイメントの調べによると、「社内でのやり取りで絵文字を気軽に使用したい」という回答が42.1%を占めました。

Z世代には、就職活動やビジネスのシーンでも、カジュアルなつながり方を期待する傾向があります。

動画とSNSを活用した情報発信

今やZ世代が日常的に活用するツールである動画やSNSは、Z世代の採用戦略にも欠かせないツールです。

ただ、動画やSNSを運用して本当に効果が得られるのかと、不安に思われるかもしれません。

しかし実際は、圧倒的な知名度がない中小企業こそ、動画やSNSによる採用戦略を活用すべきです。


その理由には、次のようなものがあります。

  1. Z世代の世代に企業からダイレクトに情報を発信できる

  2. 写真や動画によって企業の雰囲気が伝わりやすい

  3. SNSは情報拡散力が強い

  4. 採用コストを抑えられる

このとき、日々の業務の様子を実際に働く社員がSNSに投稿したり、インターン生の様子を発信したりと、リアルな社員や社内の様子にフォーカスした情報を発信してください。



Z世代の採用戦略なら採用課題解決に強いキャリポート

「Z世代の特徴を捉えた採用戦略を構築し、実施するだけのリソースが社内にない。」
「SNSの運用実績がなく、具体的に何を発信すればよいかわからない。」


こういった悩みを抱えているなら、ぜひご活用頂きたいのがキャリポートのサービスです。

キャリポートでは、キャリアイベント等を通じて働く人の魅力にフォーカスした「動画」を制作しているほか、SNSを積極的に活用した採用広報、母集団形成をお手伝いします。

Z世代の採用課題を解決するパートナーをお探しであれば、まずはキャリポートにご相談ください。

まとめ

Z世代の採用に成功するためには、Z世代の特徴を捉えた戦略構築と実施が重要です。



学生チームとともに企業の採用課題解決を支援するキャリポートを活用しながら、Z世代の心を捉え、自社と親和性の高い優秀な人材の採用につながる採用戦略を進めてください。

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