【新卒採用】採用イベントを成功させる3つの極意

2025/5/1

新卒採用における採用イベントを成功させるには、設計・企画・広報の3つのステージで、押さえるべきポイントを網羅することが大切です。

どれ一つ欠けても、新卒イベントの成功は成しえません。

採用イベントは、新卒採用において学生との接点を生み出す重要なポイントです。

だからこそ、失敗すれば、その後の採用活動に暗雲が立ち込めるでしょう。

そこで今回は、新卒採用イベントを成功させる3つの極意を紹介します。

具体的な設計の方法から広報活動まで、わかりやすくご説明します。

新卒イベントに携わる採用担当者は、必見の内容です。

採用イベントを成功させる3つの極意

採用イベントを成功させるために、次の3つの極意を会得しましょう。

  1. 明確な目標・ターゲット設定

  2. 双方向のコミュニケーション

  3. オンラインを活用し多くの学生にリーチ

明確な目標・ターゲット設定

採用イベントの成功に欠かせないのが、明確な目標設定と、それに基づいたターゲットの設定です。

具体的には、次の流れで進めます。

  1. 採用人数や求める人材像を具体的に定める

  2. 求める人材像の興味を引くイベントの内容を決定

一例をあげると、特定の学部や学科から自社と親和性が高い学生を採用したい場合は、業界特化型や学部学科限定型の合同企業説明会に参加・開催すると良いでしょう。

また、イベントの目的を、採用に限定しない方法もあります。

たとえば、母集団の形成を目的する場合は、多くの学生にアプローチすることが大切です。

この際、イベントを主催するのがコンサルティング会社であれば、SEOに関するセミナーを開催して、業界に興味を持つ学生を広く集め接点を作る、といった戦略が効果的です。

双方向のコミュニケーション

Z世代の新卒生の心をつかむなら、双方向のコミュニケーションは必須です。

新卒イベントにおける双方向のコミュニケーションには、次のようなメリットがあります。

  • 企業と学生の相互理解が深まり、イメージ違いによるミスマッチの減少につながる

  • 学生の企業に対するイメージがポジティブに塗り替わり、信頼関係を構築しやすくなる

  • 学生が知りたい情報を提供できるため、入社意欲を高める効果につながる

  • 直接的なコミュニケーションを通じて企業に関する情報がバージョンアップされ、応募意欲向上につながる

一方的に情報を提供するだけにとどまらず、学生からの質問や意見を積極的に受け付けましょう

たとえば企業説明会を開催した場合、多くの企業が一方的な情報発信に終始しがちです。

しかしこのとき、会社説明と質疑応答の時間配分を2対1程度に設定して、学生からも企業に対してアプローチできる時間を作ると、双方向のコミュニケーションが生まれます。

オンラインを活用し多くの学生にリーチ

今や多くの新卒イベントが、オンラインで開催されています。

オンラインで新卒イベントを開催すれば、地理的・時間的制約を超えて、多くの学生へのリーチが可能です。

また学生の拘束時間を最小限に抑え、移動の手間や交通費といった出費を抑えることで、
企業に対するポジティブなイメージの育成につながります。

オンラインを駆使した新卒イベントを展開する先進的な企業という、ブランディング効果も期待できるでしょう。

またオンラインを活用した新卒イベントなら、会場の手配などのコストを削減できるため、企業にとっても大きなメリットがあります。

採用イベントの設計方法4ステップ

採用イベントの設計は、次の4つのステップで進めます。

  1. 目的とターゲットの設定

  2. 7種類の採用イベントからフェーズに合わせて具体的なイベントを設定

  3. 採用イベントの詳細まで計画立案

  4. 採用イベントの告知と集客活動

1.目的とターゲットの設定

採用イベントの目的には、次のようなものが考えられます。

  • 認知度向上

  • エントリーの促進

  • 内定承諾率の向上

それぞれの目的に対して、考えられるターゲットの設定例とイベント例を具体的に挙げたものが、下の表です。

採用イベントの目的

ターゲットの設定例

イベント例

認知度向上

・自社と同じ業界に興味を持つ大学2年生

・業界研究セミナー

エントリーの促進

・自社の業界に興味を持つ大学3年生

・単独の企業説明会

内定承諾率の向上

・内定を獲得した学生

・内定者懇談会

自社の状況や目標に合わせてターゲットとイベントを選択し、効果的な新卒イベントの企画を進めてください。

2.7種類の採用イベントからフェーズに合わせて選定

具体的な新卒採用イベントを選定する際は、採用活動のフェーズ、つまり、採用活動がどの段階にあるのかに合わせて、次の7つから決定します。

  • 総合型合同企業説明会

  • 業界特化型合同企業説明会

  • 個別企業説明会

  • 学校訪問・学内説明会

  • インターンシップ

  • セミナー・勉強会

  • 座談会・ミートアップ

自社の採用活動がどのフェーズにあるかに合わせて、適切なイベントを設計しましょう。

3.採用イベントの詳細まで計画立案

採用イベントの、具体的な内容を計画します。その際に考慮すべきなのが、以下の7つの要素です。

  1. 日時と場所(オンライン・オフラインもしくはオンオフ両方での開催)

  2. 参加人数

  3. タイムスケジュール

  4. 登壇者や説明担当者

  5. 必要な資料や機材

  6. 予算

  7. 成果指標(KPI)

たとえば単独企業説明会であれば、会社概要説明30分、先輩社員の体験談20分、質疑応答30分といった、具体的なタイムスケジュールを立てます。

また、参加者アンケートの回答率や次のステップへの移行率など、KPIを設定することも大切です。

4.採用イベントの告知と集客活動

採用イベントについて、告知と集客活動をおこないます。

告知と集客活動をおこなうメディアとして代表的なのが、下の6つです。

  1. 自社採用サイトでの告知

  2. 就職情報サイトへの掲載

  3. SNSを活用した情報発信

  4. 大学のキャリアセンターとの連携

  5. 既存の内定者やOB・OGネットワークの活用

  6. リスティング広告やディスプレイ広告の利用

このとき、ターゲットとなる学生の特性や行動パターンを考慮し、適切なチャネルと訴求方法を選択することが大切です。

たとえば理系学生をターゲットとする場合は、理系学部の就職支援課との連携や、技術系のSNSコミュニティでの情報発信が効果的です。

またイベント参加のハードルを下げるために、事前予約制にしたり、参加特典を用意したりといった工夫も検討するとよいでしょう。

新卒生を惹きつける採用イベントの事例

新卒生を惹きつける採用イベントの成功事例を3つ、紹介します。

「これらのイベントのどの要素を取り入れることで、効果的な採用イベントが実施できるだろうか?」といった観点で、ご覧ください。

サイボウズ株式会社

画像出典:https://cybozu.co.jp/recruit/event/

サイボウズ株式会社の新卒採用イベントは、オンライン会社説明会、Q&Aライブ、職種別説明会など、多様な形式で開催されています。

とくに内定者登壇や社員との対話型イベントが多く、リアルな情報提供を重視しているのが特徴です。

これらの取り組みから、学生の理解促進と興味喚起に成功しています。

株式会社サイバーエージェント

画像出典:https://www.cyberagent.co.jp/careers/students/career_event/

株式会社サイバーエージェントの新卒採用イベントは、多様な職種への興味やニーズに合わせて設計されています。

クリエイター向けの説明会、ワークショップ、ポートフォリオアドバイスなど、幅広い内容を提供しているのが特徴です。

直接クリエイター社員からフィードバックがもらえたり、サイバーエージェントの内定者のポートフォリオが見られたり、新卒生がまさに知りたい情報をピンポイントで提供することで、学生の心を掴んでいます。

面白法人カヤック

画像出典:https://www.kayac.com/recruit/campaign

面白法人カヤックの新卒採用イベントは、ユニークで話題性のある企画が特徴です。

たとえば、「1社だけの合同説明会」や「全国統一面白センター試験」、「旅する会社説明会」などがあります。

これらの新卒イベントが成功した理由は、従来の就活の枠にとらわれない斬新さと、学生の興味を引く楽しさを両立させた点です。

また、面白法人カヤックの企業文化や価値観を体現する内容となっており、学生と企業の双方が、お互いの相性が確認できる点も成功要因といえます。

よくある採用イベントの失敗例と課題

採用イベントは、新卒採用において重要な役割を果たします。

しかし適切に計画・実行されないと、投じたコストの無駄遣いになりかねません。

以下の3つの新卒採用におけるよくある失敗に関して、解消すべき課題を紹介します。

  1. 新卒イベント内容が学生のニーズに合っていない

  2. 一方的な情報発信に終止する

  3. そもそも集客できない

新卒イベント内容が学生のニーズに合っていない

新卒イベントでありがちな失敗の多くは、学生のニーズを十分に理解せずにイベントを企画・運営することに起因します。

たとえば、企業説明会を開催して学生を集めたにもかかわらず、ウェブサイトやパンフレットに記載されている基本的な情報しか発信しないのでは、学生の満足度を高めるのは困難です。

学生はウェブサイトでは得られない情報のために、採用イベントに足を運んでいます

自社社員の声を直接聞けたり、自分はどんなキャリアパスを歩めるのか、どんなスキルを身につけられるのか、といった、学生が知りたい情報を提供することが大切です。

一方的な情報発信に終止する

従来型の就活イベントでは、企業が学生に対して一方的に情報発信をするのが一般的です。

しかし、この方法では学生との相互理解を深めることが難しく、以下のような問題が生じます。

  • 学生が企業の本質的な魅力を理解できない

  • 企業と学生のミスマッチが発生しやすい

  • 学生の主体性や意欲を引き出せない

これらの課題を解決するためには、双方向のコミュニケーションを重視したイベント設計が必要です。

たとえば、学生が自己PRをする「逆求人イベント(ウェルハンティング)」や、少人数での対話セッションを取り入れるとよいでしょう。

そもそも集客できない

多くの企業が、新卒イベントを企画しても思うように集客できない問題に直面しています。

この原因として考えられるのが、以下の3つです・

  1. 認知度不足:イベントの存在自体が学生に知られていない

  2. 魅力的なコンテンツの欠如:イベント内容が学生の興味を引かない

  3. 適切な告知方法の不足:ターゲットとなる学生に情報が届いていない

これらの課題を克服するために、以下のような対策を講じましょう。

  • SNSやスカウトメッセージを活用した積極的な情報発信

  • 他社との共催や採用色の薄いテーマ設定による幅広い層の集客

  • 広告配信やリファラル採用※の活用

※リファラル採用:自社の社員から友人や知人などを紹介してもらう手法

採用イベントの集客で成功する秘訣

採用イベントを成功させるためには、効果的な集客方法の実践が不可欠です。

次の3つの集客手法を駆使して、企画した新卒イベントの集客を成功させましょう。

  1. SNSで広くアピール

  2. 大学や研究室訪問

  3. マッチングイベントの活用

1.SNSで広くアピール

SNSは、Z世代の学生との接点を作る上で効果的なツールです。

以下の点に注意しながら、SNSを活用しましょう。

  • Instagram、TikTok、YouTubeなど、Z世代の利用率が高く、
    画像や動画で視覚的にアピールできるプラットフォームを選択

  • 企業の魅力や社員の日常を視覚的に伝える投稿を心がける

  • ハッシュタグを効果的に使用し、イベント情報の拡散を図る

  • 学生との対話を大切にし、コメントやDMには迅速に対応する

SNSを通じて企業の雰囲気や文化を伝えることで、イベントへの参加意欲を高めることができます。

しかしSNSを利用している企業は多く、注目を集める投稿を作成するのは、容易ではありません

また投稿内容の魅力が十分でない場合、発信した情報がターゲットの学生に届かない可能性が考えられます。

「学生の心をつかむSNSの投稿の作り方がわからない」

「自社のどういった要素を切り取れば、学生に興味を持ってもらえるか悩んでいる」

こういった悩みを抱えている場合は、Z世代の学生をターゲットに採用マーケティングを展開する企業の支援を受けるのがおすすめです。

たとえばZ世代と取り組む採用広報支援サービス「キャリポート」なら、次の方法で、中小企業の新卒採用活動をトータルサポートします。

  • 学生との出会いを生み出す“Meet”:インターンシップや座談会、インタビューなど、学生接点の起点となる出会いの場(イベント)の提供

  • 企業の魅力をカタチにする“Create”:SNSや動画プラットフォームに最適化されたショート動画を制作

  • 魅力を伝える“Communicate”:SNSの運用、広告運用をご支援することはもちろん、キャリポート独自メディアでの情報発信で、認知獲得を支援

新卒イベントのお困りごとは、まずは「キャリポート」にご相談ください。

2.大学や研究室訪問

大学や研究室への訪問を介して、学生との深い関係性を構築するきっかけを得られます。

具体的には、次のようなアクションを起こすとよいでしょう。

  • キャリアセンターと連携し、学内での説明会や個別相談会を開催

  • 研究室を訪問し、専門性の高い学生とのマッチングを図る

  • OB・OGを活用し、母校での採用活動を展開

大学との良好な関係構築によって、継続的な採用活動の基盤を作る効果が期待できます。

3.マッチングイベントの活用

小規模なマッチングイベントは、学生との密接なコミュニケーションを可能にする効果的な選択肢です。

  • 業界特化型のマッチングイベントに参加し、志望度の高い学生と出会う

  • 自社主催の少人数制イベントを開催し、深い交流の機会を設ける

  • オンラインマッチングプラットフォームを活用し、地理的制約を超えた学生との接点を作る

とくに中小企業の場合、合同説明会では他社に埋もれてしまう傾向があります。

小規模なイベントに参加、もしくは自社で開催といった方法を検討するのがおすすめです。

学生一人一人と丁寧なコミュニケーションを取ることができるため、より深い相互理解につながります。

採用イベントに強いのがキャリポートの集客支援!

採用イベントの企画・設計から広報・運営まで、トータルでサポートできるのが「キャリポートです。

またキャリポートは、イベントを実施して終わりではありません。

その後の面接実施から内定といったアフターフォローまで網羅した、サポート体制を構築しています。

新卒採用をトータルサポートできるのが、キャリポートの集客支援です。

学生の心を掴み、Z世代とともに取り組む採用広報支援サービス「キャリポート」を活用して、厳しさを増す新卒採用戦線で勝ち組に名乗りを上げましょう。

まとめ

採用イベントは、新卒採用の重要な要素です。

成功のカギは、明確な目標設定、双方向コミュニケーション、オンライン活用にあります。

イベントの種類や設計方法、集客戦略を理解し、学生のニーズに合わせた内容を提供することが大切です。

しかし、移り変わるトレンドを加味しながら新卒イベントを設計し、企画運営するのは、
容易なことではありません。

効果的なSNSでの発信で集客するのも、テクニックを要します。

功する新卒イベントを実施するなら、専門家のサポートを受けることがおすすめです。

キャリポート」とともに、より効果的な採用イベントを実現しましょう。

他の資料・記事